夏休みに東京へ行こうと思っている学生さん、「何かお得なきっぷがあるって聞いたけど、自分でも使えるのかな」と気になっているところではないでしょうか。
フクロイワタリのエリア担当、袋井在住のユウキです。JR東海から出ている学生向けの新幹線きっぷが今夏も発売されていて、遠州地域の学生さんにもちょうど動きやすい内容になっています。
今回は、このきっぷが誰を対象にしているのか、どんな条件があるのか、購入前に何を確認しておくべきかを整理しました。
このきっぷで何ができるのか
JR東海が発売している「静岡ユース★おでかけきっぷ」は、静岡県内の対象駅から東京駅まで、東海道新幹線「こだま」号の普通車自由席を往復で利用できる学生専用のきっぷです。
掛川駅発着なら往復7,000円。通常、こだまの自由席で片道7,470円かかるため、往復で比べると約7,940円安くなる計算です。枚数限定・期間限定の商品で、発売はすでに始まっています。
いつ使えて、いつまで買えるのか
きっぷの利用期間は2026年7月18日~8月6日と、8月17日~8月30日の二つに分かれています。8月7日から16日はお盆期間のため対象外です。
発売期間は2026年6月18日から8月28日まで。ただし利用開始日の当日には購入できません。前日までに買いに行く必要があります。発売枚数にも限りがあるため、旅行の計画が決まったら早めに公式情報や購入予定駅で確認しておくと安心です。
対象になるのはどんな学生か
対象は中学校・高等学校・短大・大学(大学院)・各種専門学校に在籍していて、利用期間中に有効な学生証を持っている人です。小学生は対象外とされています。
ただし学生証だけでは買えません。もう一つ、対象施設の購入済みチケットをセットで提示する必要があります。
セットで必要な施設チケットの種類
購入時に提示が必要な施設チケットは、公式情報によると以下の通りです。
- 東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシー
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中人用または大人用のパークチケット。このきっぷで行けるのは東京駅までなので、東京駅からパーク最寄りの舞浜駅までは別途、在来線の料金がかかります。
- チームラボボーダレス エントランスパス・フレキシブルパス
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中学生・高校生用または大人用のパス。麻布台ヒルズにあるデジタルアートミュージアムで、こちらを選んだ場合のきっぷ代も同額です。
どちらのチケットを提示しても、きっぷの発売額は変わりません。きっぷの有効期間内に施設の利用日が含まれていることが条件になるため、チケットの日付は購入前に確認しておきたいところです。
区間ごとの発売額を確認しておく
遠州地域から東京方面への主な区間の発売額は次の通りです。JR東海公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。
| 区間(往復) | 発売額 |
|---|---|
| 浜松 ⇔ 東京 | 8,000円 |
| 掛川 ⇔ 東京 | 7,000円 |
| 静岡 ⇔ 東京 | 6,000円 |
| 新富士 ⇔ 東京 | 5,000円 |
| 三島 ⇔ 東京 | 4,000円 |
袋井や磐田のあたりから向かうなら、最寄りの新幹線駅まで在来線か車で出てから乗る形になります。掛川駅か浜松駅のどちらを起点にするかで、料金だけでなく在来線アクセスの手間も変わってきます。
「こだま」だけというのをどう見るか
このきっぷで乗れるのはこだまの普通車自由席だけです。のぞみやひかりは対象外ですし、指定席もグリーン車も使えません。掛川から東京まで、こだまだと約1時間40分ほどかかります。
夏休みの混雑日は自由席が埋まることもあります。座れるかどうかを気にしながら乗るのが少し不安な場合は、出発時間を早めにずらしておくのが無難です。

混む時間帯がちょっと読みにくいので、できれば午前早めの便を選んでおきたいですね
どこで購入できるのか
購入できるのは、東海道本線(函南~新所原間)・御殿場線(沼津~御殿場間)・身延線(富士~西富士宮間)の「きっぷうりば」がある駅か、「サポートつき指定席券売機」がある駅です。新富士駅も発売箇所に含まれています。
インターネットや電話での購入はできません。駅の窓口か対応する券売機に直接行く必要があります。遠州地域の学生さんなら、掛川駅や浜松駅の窓口が使いやすいでしょう。
なお、新幹線乗換口にある「きっぷうりば」では購入できないと案内されています。駅まで買いに行く場合は、念のため購入できる窓口や営業時間を事前に確認しておくと安心です。
見落としやすい条件をまとめて確認する
買いに行く前に、これだけは押さえておくと余計な手間が省けます。
- 利用期間中に有効な学生証を持参する(購入時・乗車時ともに提示が必要)
- 施設チケットの利用日がきっぷの有効期間内に含まれていることを確認する
- 利用開始当日は購入不可。前日までに駅の窓口などへ行く
- 発売枚数に限りがある。利用日が決まったら早めに確認する
- 他の割引との併用はできない
- 旅行開始後の払い戻しは不可(旅行前の払い戻しは手数料660円)
「施設チケットを先に買わないといけない」という点は、きっぷだけ先に確保しようとすると引っかかりやすいところです。順番としては、施設チケットを入手してから窓口に行く流れになります。
購入までの流れをざっくり確認する
実際に動く場合の順番はこのようになります。
ディズニーかチームラボボーダレスの対象チケットを購入します。このきっぷはチケットの提示が発売条件になるので、先にこちらを用意します。
学生証と施設チケットを持って、対象駅の「きっぷうりば」か「サポートつき指定席券売機」で購入します。当日は購入できないので、利用日前日までに行きます。
乗車中、駅係員や乗務員から提示を求められる場合があります。学生証はきっぷと一緒に持ち歩くようにしてください。
公式情報はどこで確認できるのか
条件の詳細や最新の発売状況はJR東海の公式サイトで確認できます。きっぷのルールは「お得なきっぷのルール」という別ページにも案内があり、細かい条件が載っています。
発売枚数は利用開始日ごとに限りがあります。「まだ先だから」と後回しにしているうちに売り切れになるケースもありえます。旅行の日程が固まってきたら、早めに公式ページや購入予定駅で確認しておくと動きやすいです。
行く日が決まったら早めに動いておく
まず施設チケットの入手と旅行日の確定が先になります。そこが決まってしまえば、あとは駅の窓口に学生証と一緒に持っていく流れです。一人で行くのか何人かで行くのかによって、チケットの手配の段取りも少し変わってきます。
個人的には「前日までに買う」という条件が、計画が詰まってくるほど忘れやすいなと感じます。当日に「あ、買ってなかった」となると、このきっぷは使えない可能性があるので、日程が決まった時点でカレンダーにひとつメモを入れておくと安心です。
遠州から東京へ、学生のうちに使えるきっぷです。気になっている方は、まずJR東海の公式ページで発売状況や細かい条件を確認してみてください。













