【磐田市】スタートアップと組んで使える補助金|対象者と申請期限を確認

補助金の話を聞いて「私も対象になるのかな」と思いつつ、申請までの流れが見えないと、動き出すのが難しいですよね。

地域情報メディア『フクロイワタリ』のユウキです。ふだんから行政情報はざっと見るのですが、条件が複雑そうなものは「また今度」と流してしまうことがあります。今回の磐田市の補助金は、締め切りが近いので一度整理しておくことにしました。

ここでは、誰に関係する補助金なのか、何が対象になりそうか、申請前に確認しておきたい点を順番に見ていきます。

目次

どんな補助金が出ているのか

磐田市が令和8年度に用意している補助金で、市内の中小企業者等がスタートアップと組んで新しい事業を始める取り組みを後押しするものです。

補助上限は100万円、対象経費の2分の1以内。試作開発や技術検証、実証実験など、事業化に向けた具体的な取り組みが対象になります。単なる情報収集や社内環境の整備だけでは対象外となる可能性があるため、経費の内容は交付要領で確認しておきたいところです。

この補助金、どのエリアの誰に関係するか

対象は、磐田市内に事業所や店舗などを持つ中小企業者等です。袋井市や掛川市に本社があっても、磐田市内に拠点がある場合は確認の余地があります。まずは「磐田市内に事業所があるか」から見ていくのが早いです。

スタートアップ側は、革新的な技術やサービス、アイデアを持つ中小企業、または大学・高専の研究者などが想定されています。自社だけでは技術が足りない、外部のアイデアを取り込んで事業を広げたい、という中小企業に向いた制度です。

申請期限と採択スケジュールの確認

令和8年度の公募は令和8年5月12日から始まっており、提出期限は令和8年6月19日(金曜)です。採択発表は6月25日(木曜)の予定とされています。

記事公開時点(5月29日)から見ると、提出まで3週間ほどです。事業計画書の作成に時間がかかることを考えると、動けそうかどうかを今週末に一度確認しておく価値はあります。

補助対象になる経費と対象外の経費

どんな費用が対象になるかは、あらかじめ区分されています。

対象になる経費

原材料費・部品等購入費・開発設計費・試験委託費・調査委託費・機器や設備のリース料およびレンタル料・消耗品費

対象にならない経費

事務用品などの消耗品、環境整備のみにかかる費用、振込手数料、消費税分など。また、交付決定前に発注・契約・購入・支払いをしたものは対象外になるとされています。

交付決定前の発注には注意が必要です

この補助金で一番気をつけたいのが、発注のタイミングです。審査を通過して交付決定が出る前に動いてしまうと、その費用は対象外になる可能性があります。

採択発表は6月25日の予定ですが、交付決定がいつになるかは産業政策課に確認しておくと安心です。「採択されたら発注しよう」と考えている場合でも、交付決定の日付が出てから動くのが安全です。

他の補助金と重複して使えるか

静岡県など他の団体から同じ趣旨の補助を受けている場合は、この補助金の対象外とされています。複数の補助金を組み合わせて使いたい場合は、事前に産業政策課へ相談しておくと判断しやすくなります。

スタートアップとの組み方に迷ったときの参考

「スタートアップと組む」と聞くと、東京の企業を探してこないといけないイメージがありますが、磐田市では「いわスタ(Iwata Innovation Stadium)」という共創の場が動いています。ReGACY Innovation Groupが運営に関わっており、補助金申請と並走できる伴走支援プログラムも案内されています。

連携先をどう探せばよいか分からない場合は、産業政策課か、いわスタへの問い合わせから始めると手がかりがつかみやすいかもしれません。募集状況や支援内容は変わる可能性があるため、最新情報は公式ページで確認してみてください。

申請の流れと書類を確認しておく

申請の流れは次の通りです。

STEP
事業計画の作成

スタートアップと協業する内容を事業計画書にまとめます。様式は磐田市公式サイトからダウンロードできます。別紙資料は3枚以内まで添付可とされています。

STEP
交付申請書の提出

申請書、事業計画書、収支予算書を揃えて、産業政策課へ直接持参、郵送、またはメールで提出します。提出期限は令和8年6月19日(金曜)です。

STEP
審査・交付決定

採択発表は6月25日(木曜)予定。交付決定の通知を受けてから事業を開始します。決定前の発注は対象外になるため、通知のタイミングを確認しておきましょう。

STEP
事業実施・実績報告・振込

事業は当年度の2月末までに完了することが条件です。完了後に実績報告書と収支決算書を提出し、交付確定後に補助金が振り込まれる流れです。

制度の概要をひとつにまとめると

申請前の確認用に、制度の基本情報をまとめておきます。

項目内容
補助上限額100万円(対象経費の2分の1以内)
対象者磐田市内に事業所などを持つ中小企業者等
提出期限令和8年6月19日(金曜)
採択発表令和8年6月25日(木曜)予定
事業期限当年度2月末まで
問い合わせ先磐田市 産業政策課 創業・雇用推進グループ(電話 0538-37-4904)

交付決定の日付が出てから動けば、余計な心配が減りますよ

公式情報で確認しておきたいこと

補助金の詳細は磐田市公式サイトの産業政策課ページと、交付要領(PDF)に記載されています。審査の評価項目も要領の中にあるので、計画を作る前に一度目を通しておくと準備の方向が見えます。

  • 自分の会社が中小企業基本法上の「中小企業者」に該当するか
  • 協業する相手がスタートアップの要件に当てはまるか
  • 他の補助金との重複がないか
  • 市税に滞納がないか
  • 交付決定の通知日がいつになるか(産業政策課へ確認)
  • 50万円以上の設備を取得する場合の処分制限期間

今週末にできることから動いてみる

まず磐田市公式サイトで交付要領のPDFを開いて、審査の評価項目だけでも読んでみると、自分の事業がどう見られるかが少し分かります。書式は公式サイトにそろっているので、チェックリストを印刷しておくだけでも準備が進みます。

わたし自身は申請する立場ではないのですが、補助上限100万円という額は、試作や検証の費用としてはまとまった規模だと感じます。「一度で全部を決めなくても、問い合わせから始めればいい」という感覚で見ると、少し動きやすくなるかもしれません。

締め切りまで3週間ほどあります。気になっている方は、産業政策課への電話一本から確認してみてください。公式ページに掲載されている受付時間は午前8時30分から午後5時15分です。問い合わせ前に、開庁日や最新の案内もあわせて確認しておくと安心です。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

袋井市在住のユウキです。地域情報メディア『フクロイワタリ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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