ランドセルを片付けようとして、まず手が止まりやすいのが分別です。革や合皮、金具、プラスチックが組み合わさっているので、何ごみに入れればいいのか一目では分かりません。進学後の片付けや引っ越し、収納整理のタイミングで、急に手放し方を考える場面もあります。
地域情報メディア『フクロイワタリ』エリア担当ライターのユウキです。ランドセルを処分するときは、素材だけでなく、本体の大きさと金属部分の状態を見るのがポイントです。名前が残っていないかの確認や、捨てる以外の手放し方も含めて見ていきます。
磐田市では革製品は可燃ごみ
磐田市は家庭ごみを9種類に分けて収集しており、革製品は可燃ごみに区分されています。ランドセルも革や合皮が中心ですが、実際に出すときは本体の大きさと金属部分も合わせて確認しておきたいところです。
磐田市の現在の案内では、可燃ごみは長さ50センチメートル以内が集積所に出せる大きさの目安です。また、ファスナー程度の金属は付いたまま可燃ごみとして出せますが、大きな金属が取れないものは「金物・小型電化製品」として出すよう案内されています。
ランドセルは形や金具の大きさに違いがあるため、「ランドセルならすべて同じ出し方」と決めてしまうより、出す前にサイズと金属部分を一度見ておくと迷いにくくなります。最新の区分は磐田市のごみ分別ガイドブックや公式ページでも確認してください。
革製品と合皮製品で扱いは変わるか
ランドセルには本革タイプと合皮タイプがあります。磐田市では革製品は可燃ごみに含まれていますが、現在はプラスチック資源の分別ルールも変更されています。ランドセルのように複数の素材や金具が組み合わさった物は、素材名だけで判断せず、全体の状態を見るほうが分かりやすいです。
また、長く使った合皮は表面が剥がれていることがあります。細かな破片が落ちそうなら、片付ける途中で散らばらないよう注意して扱うと作業しやすくなります。
金具は大きさを見て判断する
よく迷うのが、バックルやファスナーなどの金具部分です。磐田市の案内では、ファスナー程度の金属は可燃ごみとして出せます。一方、大きな金属が取れないものは「金物・小型電化製品」として出す扱いになっています。
そのため、工具を使ってすべての金具を外す前に、まず金属部分の大きさを確認するのがよさそうです。無理に分解すると手を切ることもあるので、判断に迷う場合は作業を始める前に市へ確認したほうが安全です。

まずはサイズと金属部分を見ると、出し方を判断しやすくなります
特に金属パーツが大きいものや、一般的なランドセルとは形が違うものは、品名や状態を伝えて確認すると確実です。
名前や学校の情報が残っていないか
手放す前に一度立ち止まりたいのが、名前や学校名の記載です。ネームプレートや内側のタグに、名前や通っていた学校が書かれたままになっていることがあります。外側だけでなく、内側のポケットや教科書を入れる仕切りの裏側まで確認すると見つかりやすいです。
わたし自身、子どもの学用品を片付けたときに、内側のポケットに記名シールがそのまま残っていて驚いたことがありました。捨てるつもりで袋に入れかけたところで気づき、慌てて取り外した経験があります。ごみとして出す場合も、寄付や譲渡に回す場合も、名前の部分は先に確認しておくと落ち着いて手放せます。
シールや取り外せるネームプレートなら外し、油性ペンなどで直接書かれている場合は、個人情報が見えない状態にできるか確認しておくとよさそうです。
家庭ごみとして出すときは50センチが一つの目安
磐田市では、可燃ごみとして集積所に出せる物は長さ50センチメートル以内と案内されています。まずランドセルの一番長い部分を見て、指定袋にきちんと収まるか確認します。
通常の可燃ごみで、指定袋に入らない場合は、磐田市クリーンセンターへの自己搬入が案内されています。ランドセル以外のごみも一緒に大量に片付ける場合は、家庭ごみの集積所にまとめて出すのではなく、量を含めて処分方法を確認しておくと安心です。
| 確認すること | 判断の目安 |
|---|---|
| 一番長い部分 | 50センチメートル以内か確認 |
| 金属部分 | ファスナー程度か、大きな金属か確認 |
| 指定袋 | 無理なく袋に収まるか確認 |
捨てる以外の手放し方を考える
思い入れのあるランドセルなら、ごみに出す以外の道も見ておきたいところです。リメイク業者にミニチュアや小物へ加工してもらう方法や、フリマサイトへの出品、譲渡先を探す方法などがあります。実際にどれを選ぶかは、その家庭の事情や気持ちの整理具合によって変わってきます。
まだ使えるかどうかだけでなく、これから使う場面があるかどうかで考えると、判断しやすいと感じています。使う予定が見えないものは、思い出として写真に残してから手放すという方法もあります。
リメイクは業者によって受付条件や納期が異なります。卒業後すぐに依頼したい場合は、料金だけでなく受付時期や完成までの期間も確認してから選ぶと予定を立てやすくなります。
寄付や回収を探すときの注意点
ランドセルの寄付や支援回収を行う団体もありますが、実施時期や受付条件は変わることがあります。検索して見つけたページがいつ更新されたものか、申し込む前に確認しておきたいところです。
- 現在も受け付けているか確認する
- 送料や手数料の有無を確認する
- 個人情報が残っていないか確認する
この三点は、送ってから気づくと対応しにくい部分です。団体の公式サイトや活動内容、問い合わせ先などを見て、自分で納得できる受け入れ先か確認してから送ると安心です。
公式情報で確認しておきたいこと
ごみの分別区分や出し方は変更されることがあります。磐田市では2026年4月からプラスチック資源の対象も広がっているため、以前の記事や古いガイドだけで判断せず、出す時点の公式情報を見るのが確実です。
- 確認先
-
磐田市 ごみ資源循環課 資源循環推進グループ(電話0538-37-4812)
受付時間は午前8時30分から午後5時15分までです。ランドセルの大きさや金属部分を見ても判断しにくい場合は、出す前に最新の分別ガイドブックや市の公式ページを確認してください。
粗大ごみの戸別収集を利用する場合
磐田市には、集積所に出せない大きなごみを自分で処理施設まで運ぶ手段がない家庭向けに、有料の粗大ごみ戸別収集があります。ただし、ランドセルが複数あるという理由だけで粗大ごみになるわけではありません。まず通常の家庭ごみとして出せる大きさや量かを確認してください。
また、引っ越しや解体などで出る大量のごみは、市の粗大ごみ戸別収集では収集できないと案内されています。ランドセル以外にも大量の不用品が出る場合は、処分方法をまとめて確認したほうが動きやすくなります。
品目や数量などを伝えて、収集日を調整します。
収集員は家の中から運び出せないため、事前に屋外へ出しておきます。集合住宅では1階まで出す必要があります。
本人または家族が立ち会い、案内された料金を支払います。料金や支払方法は申込時に最新情報を確認してください。
粗大ごみの戸別収集は事前予約制で、予約状況によって希望日まで日数がかかることがあります。年度末などの片付け時期は、必要になりそうだと分かった段階で公式情報を確認しておくと予定を立てやすくなります。
やりがちな失敗と確認しておきたいケース
金具を見ると、全部外さなければいけないように感じるかもしれません。ただ、磐田市ではファスナー程度の金属は可燃ごみとして出せる一方、大きな金属が取れない物は別区分になります。工具を出す前に、まず金属部分の大きさを見るほうが効率的です。
もう一つ忘れやすいのが名前の確認です。ごみに出す場合も譲渡や寄付の場合も、手元にあるうちに内側まで一度見ておけば、後から気になりにくくなります。
引っ越しなどでランドセル以外にも大量のごみがある場合は、「全部まとめて粗大ごみで」と考えず、先に市の案内を確認してください。家庭ごみ、自己搬入、戸別収集など、量や品目によって利用できる方法が変わります。
まず3つだけ確認してみる
ランドセルを手放すなら、まず「一番長い部分が50センチ以内か」「大きな金属が付いていないか」「内側に名前が残っていないか」の3つを見ると、次の動きを決めやすくなります。
わたし自身、片付けは最初の一歩が一番腰が重いと感じています。処分するのか、リメイクや譲渡を調べるのかまで決まれば、ランドセルを何となく収納したままにする状態からは抜け出しやすくなります。
ごみに出すことに決めたら、最後に磐田市の公式ページで分別区分と収集日を確認してから準備してみてください。













